ぐっさんの愛称で親しまれていた芸人・山口智充さんといえば、かつてはテレビで見ない日はないくらいお茶の間の人気者。
しかし、一時を境に、地上波全国放送テのレビ番組から突如として姿を消しました。
この出来事にファンやネット民の間で
「ぐっさんが干された!」と話題になり、様々な「干された理由・諸説」が今でもなお飛び交っています。
今回は、そんな「干された理由」を分析しまとめてみました。
■目次
【ぐっさん(山口智充)】2020年現在・芸人生活おける最大の危機に直面
2020年、長年レギュラーを務めてきた長寿番組の終了や降板が相次いだ現在、ぐっさんのレギュラー番組は、なんと「0」。
〇にじいろジーン(関西テレビ) 12年長寿番組
〇山口智充DAYS (ニッポン放送)
現在全国放送に出演する芸人と比べても、遜色ない…
それどころか、
他の芸人・タレントが真似できないハイクオリティな芸とマルチな才能を持つぐっさん(山口智充)。
にもかかわらず、芸人・タレント生活の危機に直面している現状を見ると、
『芸以外で番組出演を阻む要因がある』
ことが推測できます。
【ぐっさん(山口智充)】2020年現在は地方ローカル番組の活動が中心
近年は、全国放送のレギュラー番組はなく、地方・ローカル局のバラエティ番組を中心に出演しています。
〇ぐっさん家 (東海テレビ)
〇グっと!地球便(読売テレビ)
〇MOTORISE (BS11)
〇みいつけた!(NHK Eテレ)
また、毎年全国規模のライブツアーを行っており、持ち前の玄人芸や質の高いコントをファンに披露しています。
ただ、全国放送ゴールデン番組にひっきりなしに出演していた全盛期と比べると、どうしても都落ち感がありますね。
【ぐっさん(山口智充)】2009年頃からテレビ出演が激減
ぐっさん (山口智充)さんは、類稀なる才能を持つ実力派芸人。
2000年代は「笑っていいとも」、「ワンナイR&R」など人気バラエティ番組やドラマに多数出演。
更に、雨上がり決死隊・宮迫と組んだ「くず」の音楽活動、俳優業もこなせるマルチな才能の持ち主。
〇超がつくほどハイクオリティのモノマネ
〇プロ級の歌唱力
〇天性の演技力
〇多趣味で、幅広い正統派のトーク力
〇高い演技力を活かしたコント
〇MCやラジオパーソナリティーも務める
〇好感度抜群!キリンCMに9年連続抜擢
これだけの実力と人気を兼ね備えていたので、順風満帆な芸人生活を送るだろうと誰もが想像していましたが、、
2009年以降、突如、テレビ出演が激減していきました。
そんな状況に気づいた視聴者やファンから
「ぐっさんが干された!?」
と噂が囁かれるようになり、様々な憶測が飛び交うようになりました。
【ぐっさん(山口智充)が干された理由】「リンカーン」降板がきっかけ?
ぐっさん(山口智充)が干されるきっかけと噂される出来事が、
ダウンタウンの冠番組「リンカーン」の降板です。
2005年から3年半、レギュラーメンバーとして出演していましたが、2009年以降、番組から何の発表もなく、ぐっさんは突如姿を消しました。
そして、降板以降、テレビ露出が激減していきます。
一発屋と異なり、芸達者で実力者だったぐっさんだけに、あまりに不自然な状況で不思議に思った視聴者も多かったでしょう。
気になるのは「リンカーン降板理由」ですが、様々な諸説があります
【ぐっさん(山口智充)】リンカーン降板理由の諸説① ダウンタウンとの不仲説
「ぐっさんが干された理由」の数ある諸説で一番多く囁かれているのが
「ダウンタウンに嫌われた」説。
たしかに、お笑い界で絶大な影響力のある浜田雅功と松本人志に睨まれてしまったら、各局で締め出されてしまうイメージもあります。
しかし、この説はどうやらデマです。
というのも、2020年4月24日「ダウンタウンなう」でぐっさん(山口智充)とダウンタウンが10年ぶりの共演を果たしました。
ぐっさんや!!
ダウンタウンさんや!!
冒頭で久しぶりの再会を笑顔で喜ぶ3人。
その後も、ダウンタウン浜田から受けた忘れられない仕打ちなど昔話に花を咲かせ、笑いも絶えず仲が良しです。
長年囁かれてきた「ダウンタウンとの不仲説」は単なる噂でした。
では、なぜリンカーンから突如姿を消したのか?その理由を分析します。
【ぐっさん(山口智充)】リンカーン降板理由の諸説② 「スケジュールの都合」
「リンカーン」のレギュラーメンバーから姿を消した背景には、ダウンタウンとの不仲ではなく、別の理由がありました。
1つは「スケジュール上の都合」。
当時は、売れっ子で多忙を極めていたため、仕事のスケジュール調整が非常に難しかったそうです。
実際、ぐっさんがMCを務める「にじいろジーン」の収録と「リンカーン」の収録日が毎週土曜日、同日に行われてました。
「にじいろジーン」は関西地方の生放送番組のため、終了後、慌ててリンカーン現場に駆けつけないとならない状況。
収録後の移動時間を含めると、リンカーンの収録に参加が非常に難しくなってしまったのです。
番組関係者によると「これまでは『にじいろジーン』が終わってすぐに『リンカーン』の現場にかけつけたりしてたみたいなんですけど、ちょっときつくなっちゃったみたいですね」(TBS同番組担当) / 引用元:excite
また、他のメンバーも複数のレギュラー番組を抱える人気芸人。
9人全員のスケジュールを合わせるのも一苦労。
結果、致し方なく、番組を降板となったとう説です。
【ぐっさん(山口智充)】リンカーン降板理由の諸説③「番組の制作費削減」
リンカーン降板理由「スケジュール都合」というのは表の理由で、実は「経費削減」が本当の目的だったという噂が浮上しています。
ダウンタウンを除いても、レギュラー級のキャストが9名集結していたので、ギャラが高額すぎ番組製作費が逼迫していたそう。
ダウンタウン
〇浜田雅功
〇松本人志
さまぁーず
〇三村マサカズ
〇大竹
キャイーン
〇うどちゃん
〇天野くん
雨上がり決死隊
〇ホトちゃん
〇宮迫
➡ぐっさん含めて総勢9名
どのコンビも冠番組を持てる実力派の芸人ですね。
実際、あるバラエティ番組制作者が台所事情を語っていました。
「あれだけの顔ぶれを、レギュラーということで毎回そろえなきゃならないのは、時間的にも経費的にもかなりキツいですよね。生々しいけど、そういう経費的な事情もあるかもしれません。いろいろ他の理由もあるとは思いますが、7時台にお金のかからないニュースをやったりとか、TBSは特に経費の節減に力を入れてますしね」(引用元:excite)
他スケジュールの都合で番組収録に安定的に参加ができなかったぐっさん(山口智充)。
経費削減(リストラ)の対象として「丁度良かった」のかもしれません。
【ぐっさん(山口智充)が干された理由】番組スタッフとの軋轢があった説
ぐっさんが「干された理由」は、リンカーン降板以外にも複数の諸説が浮上しています。
1つ目が「番組スタッフと軋轢が生じた」という説です。
ぐっさん(山口智充)さんは、芸に対するこだわりや感性が人一倍強い。
納得できる作品を作りあげるために、台本や番組制作への意見もバシバシ言う真面目な性格です。
その性格が仇となり、番組スタッフから「煙たがれる存在」になってしまい、番組起用が減ってしまったそうです。
2019年4月26日発売のFRIDAYによると….
山口が番組に呼ばれなくなったのは、現場に敬遠されているからなのだとか。彼は悪い人間ではないものの、アーティスティックな性格で、とにかく細かく口を出してくると、現場のADが証言しています。通常、バラエティだと台本が変わることは珍しくないそうですが、山口は『台本と違う!』と撮り直しを要求してくるため、扱いにくいという印象がついてしまったそうなんです」(前出・テレビ誌記者) 引用元:FRIDAY
ぐっさんの芸に対する熱い思いが、番組制作側と合わないケースもあったんですね。
ですが、基本性格が良いぐっさんを本気で嫌いになる人はいなかったそうです。
【ぐっさん(山口智充)が干された理由】相方・平畠啓史と不仲でイメージ悪化説
ぐっさん(山口智充)は、ピン芸人のイメージが強いですが・・・
元々は相方の平畠啓史と漫才コンビ「DonDokoDon」として、M1グランプリ決勝進出を果たすなど、精力的に活動していました。
さらに、ぐっさんは、宮迫博之と結成したボーカルユニット「くず」の音楽活動も並行して行っていました。
しかし、オリコンチャート1位を獲得し大ブレイク以降、音楽活動を優先し、コンビ活動はないがしろになってしまい…
ピン芸・歌手活動 >> コンビ活動
こんな状態がしばらく続いてしまい、結果、「DonDokoDon」は事実上の活動休止状態となりました。
この一件で「相方を見捨てた酷い人」という悪い噂が業界内で広がり、タレントイメージが悪化。
結果、キャスト起用を見送るケースが増えたのでは?という説です。
【ぐっさん(山口智充)】ダウンタウンと10年ぶり共演!噂の真相は?
2020年4月25日、ダウンタウンなうの企画「はしご酒」で10年ぶりの共演を果たしました。
出演番組が減少したきっかけと言われる「リンカーン降板」理由と噂されてきたダウンタウンとの不仲説について冒頭から語っていました。
詳しくは、下記記事をご覧ください。